問題について思う事
最近、紫微斗数での内容をよく聞かれる方の鑑定が続きました。
もちろん占いをご依頼されるような方々ですから、
何かしらの問題や悩みがあってのご相談です。
命盤を拝見すると、それなりの良くないとされる状態などが表れています。
離婚・事故・病気・トラブル、
様々な問題が命盤どおりに人生に起っているのをお聞きするのと同時に、
気付かないうちに小さな問題を繰り返しているように感じます。
治療の現場でも骨折に至るような怪我を
毎年のように繰り返している方を見たこともあります。
「人生に偶然というものは無い」と私は考えます。
何かに影響されて、動かされることによって、人間は行動していきます。
「運が悪い」と言ってしまうと救いようが無くて嫌いです。
何かどうしようもない他者のせいにしているような雰囲気があります。
「運が悪い」とされる方は、それなりの思考・行動をされている
占いや治療の現場でそのように感じます。
風水の最小単位で基本的なもっとも効果的なところは「言動」です。
引き寄せの法則ではないですが、
自分自身が常に何を引き寄せているのかを見ていく必要があります。
良寛さんの言葉で心に残る言葉があります。
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候」
問題を繰り返す方の特徴として思うのは、
「口」で繰り返すのです。
不幸自慢とまでは申しませんが、感情を込めて訴えておられる。
良寛さんの言葉は『受け入れろ』という事だと捉えています。
受け入れて内省し、次の一歩を踏み出す、言動を変えていく。
そういうことに注力していく事が人生を創造的に生きていく方法であり、開運法であります。
余計なしがらみを捨てて、人間本来の潜在能力を発揮していけば
大難が小難になり、無難になっていくのだと思います。